全曲日本語歌詞へとシフトしたニュー・アルバム!
Cello -Music Video-
京都を中心に活動する3ピース、Turntable Films。
全曲日本語歌詞へとシフトしたニュー・アルバムは、京都でのレコーディング後、フロントマンの井上陽介がトロント留学中に出会ったカナダはトロントのソングライター/プロデューサー/エンジニア "Sandro Perri" (I am Robot and ProudやOwen Pallett、Grizzly Bear、Dirty Projectors等の作品を手掛ける) の手によりミキシングされ、マスタリングエンジニアには1stアルバム「Yellow Yesterday」でもおなじみの"Harris Newman"を迎え完成。
同郷で、共同イベント「WHOLE LOVE KYOTO」を開催するなど、かねてから親交の深い くるり岸田繁氏からのコメントも!
正直言うとこのアルバムは優雅なようで正念場。ローカルシーンでキャリアを重ねた洋楽フォロワーが日本語歌唱に挑戦してイビツなものが出来上がっている。でもそこが魅力だとするのならば、日本のロックの歴史を再び紐解いていくかのような、何かの夜明けなのかもしれない。
─ くるり 岸田 繁
メンバー・コメント
曲作りから発売にたどり着くまでにとても時間がかかりましたが、こうして無事にみなさんの耳に届くことになってホッとしています。
このアルバムは、まるで旅するかの如くいろんな人から人へと渡り続け、その度に変化と進化を繰り返して出来上がっていった作品です。
よくぞここまで成長したと子供を思うような気持ちと、変化しすぎて自分の子供でもないような気持ちが共存している不思議な感覚ですが、”どこに行っても元気でいてね”という想いは確かです。
全編日本語詞だったり、サポートメンバーを含めた全員での一発録りやカナダでのミキシングやマスタリングなど、新鮮かつ刺激的な初めての試みもあり、その他にも出来上がるまでにたくさんのドラマがありました。
それらすべてがこのアルバムを作った要素であり、そして人から人へと渡り続けていくたびにより良いものへと変身し続けていきました。
そして成長したその姿を見て、我ながら良い作品に仕上がったなぁと感じております。
僕が書いた小さな街のそれぞれの物語は繋がっていないようで繋がっていて、それは僕の知っている街のようでもあれば、知らない街のようでもあります。
そして次は聴いてくれる人の場所で、それぞれの世界を作り、とうとう作者の僕も想像のつかない街の物語となります。
そのそれぞれの姿がこの作品にふさわしく、そして魅力になるのではないかと思っています。
最後にこのアルバムに関わってくれたすべての人と、聴いてくれるみなさんに感謝の意と最大級の愛を。
どうもお耳にお邪魔しております。
お世話になります。
─ 井上 陽介
これはバンドとしてのソウルミュージックです(多分…ね)
歌詞が日本語になった、とかバンドの編成が変わった、とか分かりやすい変化はあるけれど、僕は実は1stより前に出していた自主盤に近い作品になったような気がしています。
当時と違うのは演奏が上手くなったというのは勿論、昔よりだいぶクールダウンしながら録音していたということ。
あとは何よりミックスエンジニアのSandro Perriの存在。
彼は、ずっと僕がこのバンドで一番出したくて出せなかった音を作ってくれたと思っています。
前作とカラーが全く違うように聞こえるかもしれないけれど、実は前作よりもとても僕たちっぽいアルバムです。
是非聞いてみて下さい。
─ 谷健人
全てが日本語詞になったこと、これまでの経験で得た音作りやずっと一緒にやってきたサポートメンバーとの信頼関係、Sandro Perriが参加してくれたこと。そういった色々な要素がちゃんと音楽の精神的なところに集約されて、曲の持つ物語や情景、登場人物の想いが見えてくるようなとてもロマンチックなアルバムができました。
これまでの僕たちを知ってくれている方にも、初めて聞いてくれる方にも楽しんで頂けると嬉しいです。
─ 田村夏季
01.Light Through
02.What You Find
03.Cello
04.Nostalgia
05.Modern Times
06.Slumberland
07.I Want You
08.Breakfast
09.A Swollen River
10.Into The Water
official site:https://turntablefilms.com
only in dreams:http://www.onlyindreams.com
2015.11.11 ON SALE